早いものでもうマンションの更新の季節。家賃は更新後100ドルアップ。うーむむ。日本だと馴染みがないが、こちらではインフレに合わせて毎年家賃が上がっていく。どうもインフレ率よりも高いような気がするが、引っ越しの手間なども考えてアパート側も一番効率のいい(住民が出ていかず利益が最大化できる)値上げ幅にしているのだろう。まあこちらでは敷金礼金の概念や更新料がないので、それを考えればそこまで悪くないかもしれない。しっかし高い。このだだっ広いアメリカでこの高い家賃はなんとかならないものだろうか。。
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コストコ
昨日は友人の車のリース契約に付き合ったあと、コストコへ。最近日本にも進出してきているが、業務用スーパーといったイメージ。小売店への卸売業もおこなっており、中は問屋の倉庫といった感じだ。卸売りの価格で買えるのだから当然安いが、ペットボトルなどはダース売りが基本のため、買ってもなかなか消化するのに時間がかかる。ショッピングするには会員になる必要があるが、会員カード1枚で3人までショッピング可能。
奥に見えるのが建物がコストコ。
内部の様子。まさに倉庫といった感じ。
こちら魚介コーナー。なんと1ポンド(約400グラム)単位での購入となっている。一人でエビを400グラム買って食べた日にはおしりに尻尾が生えてきそうだ。
その後コストコの外にある、美味しいハンバーガーチェーンと評判のIN-N-OUTへ。ハンバーガーの材料は全て自家製で、品質にこだわっている。日本でいうところのモスバーガーといったところ。
メニューがぼやけてしまって見えないが、600円くらいでセットをいただくことができる。数種類のハンバーガーしかメニューにないものの、実は裏メニューがあって肉を増やしたりとか色々なことができるらしい。
こっちは飲み物がセルフサービスになっていることが多い。飲料メーカーは商品のプロモーションのためドリンクの原液をタダ同然でハンバーガーチェーンに配っているので、いくら飲まれても店側にデメリットはさほどないのだろう。
こちらダブルなんとかバーガー。アメリカのハンバーガーにしては割とこぶり。味はマクドナルドに近いが、材料が自家製と聞くとプラシーボ効果により美味しく感じてくる。
いよいよ明後日から学校が開始。ちゃんと授業に付いていけるだろうか。
ツベルクリン結果とキャリアリーダー
先日受けたツベルクリン反応は陽性だった。日本では抗体の有無を調べる目的で行うツベルクリンテストであるが、こちらでは「結核にかかっていないか」と調べるためにおこなうようだ。勘違いしていた。
〈日本の場合〉
ツベルクリン陽性→何も必要なし
ツベルクリン陰性→BCGが必要(抗体を持つ必要がある)
〈アメリカの場合〉
ツベルクリン陽性→結核にかかっていないか証明のためレントゲンが必要
ツベルクリン陰性→何も必要なし(抗体を持つ必要なし)
こうも基準が違うと心配になってくる。どちらも結核を流行させない目的ではあるが、アメリカの結核に対する対応は日本よりも甘いということになる。かといって全て甘いわけではなく、はしか、風疹、おたふく風邪の予防接種は必須であることから、アメリカの危険度の認識は、はしか、風疹、おたふく風邪>>>結核ということのようだ。
ところで昨日キャリアリーダーという今後のキャリアを考える上での心理テストのようなものを受けた。大学から必須で受けさせられるものである。自分の「興味」「モチベーター(働く上で何がモチベーションになっているか)」「スキル」の3つの設問に答えていき、2時間くらいで結果がでる。
例えば「興味」の設問では、特定の職業に対して「楽しそうじゃない」「ちょっと楽しそう」「結構楽しそう」「とても楽しそう」の4段階で選択し、ポチポチしていく。「モチベーター」の設問では「お金」と「余暇」どっちが大切?といった2択を答えていく。「スキル」の設問では、あるスキルに対して0〜100点で自己採点する、といった具合だ。
結果を見て愕然。「あなたはこういった職業に興味があります。」「あなたは機会を最も大事にしています。」「あなたはこんなスキルがあると思っています。」
うーん…答えたまんまじゃん。アンケートによって自分の意外な一面に気づかされるのかと思いきや、回答した内容を集計してただ確認できるだけといった内容に近い。面白くない。こんなんで目からウロコとなる人はいるんだろうか。と、ちょっぴりがっかりした一日でした。
今日は初めて日本人以外のクラスメートに会う日。ちゃんとコミュニケーション取れるか心配だけど楽しみ。
Mac改造
以前愛用していたノートPCが煙吹いて壊れたので、ノートPCを新調しようと、渡米前から進めていたMac Bookの改造が完了。
ヤフオクで4万円ほどで購入したMac Book一台で、Mac OS, Windows, Linux(必要?)の3つのOSが動かせるようになった。それ以外に変更したのは以下の部分。
・DVDドライブを外して1テラのハードディスクに差し替え
・バックのロゴ部分を改造し、任意の画像、動画を表示できるようにした
3世代くらい前のノートでグラフィックボードも積んでいないのでゲームや動画編集には向かない。
こちら以前中を開けて作業した時の様子。
こちら改造後のアップルロゴ部分。動画も流せる。基盤に半田付けする必要があって結構面倒だった。これを見て外人が面白がって話しかけてくれないだろうか。話しかけてくれるといいなぁ。ボソッ
分解→組み直した後に手元を見るとなぜか分解時に外したネジが5本くらい余っていることに気づく。見なかったことにして静かに目を閉じそっと引き出しの奥にしまった。
風邪
ロサンゼルスの都市名は、18世紀にこの地を訪れたスペイン人が聖母マリアにちなんで「Los Angeles (天使たちの女王の町)」と呼んだことが由来だそうな。何を見て天使や聖母だと思ったのかは定かではないが、なかなかおしゃれなネーミングセンスである。そんなロサンゼルスのリトルトーキョーは今日もアジアなおばちゃん達で溢れている。
昨日はついに布団を購入。一番安くて一番ダサいやつを購入した。49ドル。
こちらが購入した布団。
床の上に寝ること約2週間。逆に慣れてしまっていて、布団の上で寝るのが落ち着かない。人間って強いのね。慣れない布団で寝たせいか、朝起きると喉が痛い。どうやら風邪を引いてしまったようだ。今日は全米日系人博物館というところに行こうと思っていたが、パスして家で授業の予習をすることに。
進学予定のUSC Marshall School of Businessでは、入学前に経済、数学、統計、会計のWEB試験を受けさせられる。それぞれ基準点を下回った場合にはWEBもしくは週末に教室で補講がある。私の場合、会計の用語が全く分からず悲惨な点数を取ってしまい、WEB補講となった。入学前に弱点を補強しておけるとは親切設計である。
昨日水道、電気料金を払いに行く際に撮った写真を一つ。ロサンゼルスでは、時折「Nagoya」と書かれた看板を見かけることがある。実はロサンゼルスと名古屋は姉妹都市なのだ。ロサンゼルスと名古屋が共に港湾都市であることから、提携が決まったのだという。その距離5,633マイル。味噌カツが食べたい。
LAサンセット
昨日はHISでロサンゼルスのオプショナルツアーの予約をしたあと、近所のショッピングセンターに行き掃除機、卓上ライトなどを購入。家に帰って掃除やら雑務をこなしていたら一日が過ぎてしまった。
オプショナルツアーは基本旅行者向けの現地ツアーで、HISはこの分野がとても充実している。せっかく車を買ったのだから自分で回ってもいいのだが、以前ニューヨークでオプショナルツアーに行った際にツアーガイドさんが現地の歴史やまめ知識を詳しく説明してくださり、興味深かったので今回も参加することにした。
昼は近所の定食屋「こう楽」へ。
「橋田壽賀子ドラマ」というテロップとともに例の音楽が流れてきそうな店名と外観。
信じられないくらいのメニュー数。迷っていたらすぐに店員さんがやってきてテーブルの横に注文用紙を持ちながら立ち、プレッシャーをかけてくる。
たのんだ焼き肉定食$9.75。割とバランスが取れていていい感じ。ピンク色の物体はショウガではなく、カブの漬け物だった。久々のみそ汁が五臓六腑に染み渡ります…。消費税やチップを含めると$12強と日本に比べるとやはり高いがリピートしそう。
こちらは部屋からの日没。西向きなので、毎日日没を見ることができる。高層ビルの合間に太陽が沈んでいくのもなかなか風情があっていい感じだ。
今日はこれから天下のゲーム会社Blizzard Entertainmentにおじゃまする予定。片道1時間の運転が若干心配。。
仮免許
サンタモニカのDMV(免許を取るところ)へ行き、筆記試験に無事通って仮免許を取得。これで60日間運転が可能になった。ロサンゼルスの電話帳「羅府テレフォンガイド」の中に約200問の練習問題があり、ほぼその通りに出題。あとは本試験を残すのみになったので、大分気が楽になった。持ち物は以下の通り。
•パスポート
•I-20…サマースクールに行っている人は滞在期間が2ヶ月以上となっていないとだめ。
•I-94…アメリカ到着後ウェブサイト(www.cbp.gov/I94)で登録し、登録完了ページを印刷して持って行く。Fedexで印刷した。
•眼鏡orコンタクト…その場で視力検査があるので注意。
•日本の免許証…これがないと仮免時点では免許を持った同乗者がいないと運転できない。
•32ドル
<注意>結構並ぶことになるので、筆記試験は16:30までだが14時くらいまでに到着しておいたほうがいい。これで前回受けられず…。。また、DMVの駐車場は混んでいるので注意が必要。
中古車を購入
寝袋生活も5日目に突入。枕がなくて近所で竹編みの枕を購入したところ朝起きたら顔に変なあとが…そろそろベッドとフカフカの枕が欲しい今日この頃。
昨日はガリバーに行って中古車を購入した。運転しやすさ重視で少し小さめのセダン。走行距離は6万マイル弱なので10万キロ弱くらい?日本では結構寿命が来そうな走行距離だが、こっちでは毎日結構な距離を乗るから割と普通らしい。保険は東京海上。日本企業、進出しておりますなぁ。
よく「右側通行の国に行くと車線を間違えて大変なことに」などの話を聞くが、案外前の車に付いていくことが多いので間違えづらい。一番危ないと思ったのは、「知らず知らず車線の右の方へ寄っていくこと」だ。日本で自分から見て右側の白線を目印に自分の車線を把握している人は危ない。ついくせで右側の白線を見て車線を合わせるとやたら右側に寄ってしまう。何回か縁石に当たりそうになった。左ハンドル怖い…
そんな緊張を乗り越えてやっとのことで無事アパートに着いたところ、私のパーキングに知らない車が勝手に停まっている…誰??
管理人に伝えて他の駐車場を案内してもらい、一晩そこに停めることになった。かなり神経を磨り減らした一日。そういえば駐車場のゲートを開けるリモコンも電池切れなのか効かなかった。うーん、ついてない。そんな日もあるか。
夜はつけ麺屋「IKEMEN」へ。
こちら外観
こちらは内装。中華料理屋を改装したのか?椅子がやたらとゴージャス。ポスターには松田優作の写真とともに「No Ramen, No Life.」の文字が。松田優作も死後何十年もしてからこんなラーメン大好きキャラに仕立てあげられるとは思ってもみなかっただろう。
こちら店員さんおすすめのZEBRAつけ麺8.95ドル。パンチはあまり効いてないが、大黒屋と違って日本のトレンドに近い。焦がしニンニクととんこつを合わせたイメージ。チャーシューはいわゆるチャーシューではなくてショウガ焼き用の豚肉を焼いた感じ。個人的に大黒屋よりうまいが、店内は閑古鳥。うーん、商売って難しい。一応ロサンゼルスに3店舗あるらしく、ハリウッド店はメディアで取り上げられるなどそこそこ有名なんだとか。
リトルトーキョーはメインの商店街が二つあるが、こちらの店舗があるのはあまり栄えていない方の商店街。大黒屋は栄えている方。栄えている方はどこの店も並んでいる。。アメリカ人は待つのはOKだが数分歩くのは面倒なのかな…?
車と筆記試験
今日は同期でUSC Marshall School of Businessに入学するA氏と自動車免許の筆記試験へ。急遽試験を受けることになったので、A氏よりテキストをもらって急いで勉強。ほとんど日本の筆記に近いものの、一部アメリカ特有のルールがあって厄介だ(赤信号でも注意しつつ右折可能、など)。
ちなみに、カリフォルニア州では基本的に国際免許での運転はNG。ただし、着いてから10日間もしくは旅行者はOKらしい。現地の警察もルールを知らない場合が多く、国際免許だけで運転してる人も多いんだとか…。
ギリギリまで勉強してドキがムネムネしながら会場に向かったところ、なんとすごい行列。そして書類の記入が済んだ時には筆記試験の受付時間が終了というオチが!また月曜来ればいいよね…と励ましあうものの遠い会場にまた来ることを考えると動揺は隠しきれず。。まぁ新生活で何事もスムーズに行くはずはない。帰りにガリバーに寄って購入する車が決められたから良しとします!
ところでロサンゼルスは日が長い。20時過ぎまでは明るく、朝は5時には明るくなる。雲はほとんどない。医者のA氏によると、精神的に病んでいる人にはまず日の光に当たることをおすすめするそうだ。昨日(今日?)窓を開けて寝ているとリトルトーキョーの中心部から夜中の3時くらいまで何やら盛り上がっている音が聞こえた。東京だったら確実に苦情が殺到するくらい、ホントすごい音。噂に聞くなんちゃらナイトフィーバーですね。陽気なロサンゼルス市民の性格はこの気候もかなり影響していると、思った。