Feature Film Financing and the Studio System その3

Feature Film Financing and the Studio System その3

「自分は意思が弱く、何かことをなすような人間ではない。 しかしそこで自分を駄目だと思ってあえて何もしなければ、すなわちできることもできなくなってしまう。 一時の平安に身を任せることを日また一日と重ねれば、ついには畳の上で老死するだけである。」 ―久坂玄瑞

個人的に好きな言葉なのだが、先週末は何をしたということもなく、なんだかだらだらと過ごしてしまった気がする。ここ最近、将来について色々と考えて悩んだりすることが多い。そして気づいたら時間が経って一日が終わってしまっていたりする。目標は明確なのでそれに対して一つ一つマイルストーンを置いていくだけなのだが、何が正しいのか正しくないのか、考えていると止まらなくなってしまう。もっと行動をしないと、時間ばかり過ぎて焦りが募る。自分への戒めを込めて。

前置きはこのくらいにして今回も授業のまとめをしたい。というかしないと忘れていってしまう。今日は別のクラスでFOXのスタジオに行って授業がある。どんな授業になるのか楽しみだ。

映画の資金調達の際には、まず必要となる予算表がある。予算表は最初の1ページが各項目にそれぞれいくらかかるのか簡単な見出しのページとなっている。予算は大きく「Above the line」「Below the line」の2つに分けられる。「Above the line」はWriting(脚本)、Director(監督)、Producer、Acting Talent(俳優)、Care and feeding of all of the aboveの5項目。「Below the line」は場所代やカメラマンなど製作期間にかかる費用で45項目ほど、資金調達にかかる費用や音楽(音楽は基本的に映像が完成してから作るんだそうだ)、保険料などその他の費用が8項目ほどである。

なぜ「Above the line」「Below the line」の2つに分けられているかと言うと、「Above the line」が莫大な金額を占め、かつ変動が大きいからである。「Below the line」はいわば人月単価で支払いをするような感じになるので、比較的変動が少ない。

200億円製作費がかかる映画には3つのパターンがある。

1.アニメーションムービー(アナ雪など)

2.CGIムービー(トランスフォーマー、アバターなど)

3.スターを起用したムービー(ミッションインポッシブルなど、たくさん)

1,2はそもそも映像の製作自体に大変な労働力が必要になるので別として、3はなんでこんなにかかるのかと疑問に思う人が多いだろう。元々、スターの費用が急騰を始めたのは海外の売上比率が増え始めた1970年代に遡る。国際的にファイナンスするためにはまず売れる理由が必要になり、その一つがスターだったというわけだ。現在アメリカ外の売上比率は55〜60%程度まで上がってきているとのこと。何も映画界がトムクルーズをプッシュしているわけではなく、知名度のあるスターの起用が必要だったのである。ちなみに、女性で名前だけでファイナンスできる俳優は、以前はジュリア・ロバーツただ一人だったとのこと。

全然関係ないが、教授とも仕事をしたことのあるトムクルーズは非常にプロフェッショナルな方だそうで、常に撮影にはオンタイム、非常に謙虚で脚本もしっかり読み込み、リテイクが少ないとのこと。ロバート・デニーロなどは逆にこだわり過ぎて撮影が押すこともしばしばだとか。まぁ、それはまた別の話。

予定が入ったので続きは後日。

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