スティーブ・バルマー氏が来校

スティーブ・バルマー氏が来校

昨日、元マイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマー氏が来校し、一緒にランチをいただく機会があった。こじんまりしたものではなく大規模なものであったが、色々と面白い話をうかがうことができて良かった。

皆参加者が口をそろえて言っていたのは、Likable(感じのよい)人であるということ。世界有数の億万長者でありながら、人生大成功!といった雰囲気はおくびにも出さない。一方で、お金はより多くの時間をくれる、生活を助けてくれる、といった話をしていたのが印象的だった。

マイクロソフトでCEOとして働いていたとき、仕事時間の8割は予算編成の話だったという。XBOX事業への多額の投資を承認したのもスティーブ・バルマー氏であった。昔、マイクロソフトへ入社する前はエンターテインメント業界で仕事がしたかったそうで、もしかしたらそんなバックグラウンドがゲーム事業を推進したことに関連しているのかもしれない。

そんなバルマー氏は先日NBAの名門ロサンゼルス・クリッパーズを買収し、マイクロソフトを退社。趣味を兼ねてスポーツの世界へと進出した。彼は「情熱が持てる分野を見つけること」が最も成功するために大切なことだと言っていた。同感。そんな情熱を題材にしたPippinという舞台がとても素晴らしかったそうで、学生達におススメしていた。時間がある時にDVDでも取り寄せて観てみようかと思う。

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