スクウェア・エニックスのIkumori氏が来校

スクウェア・エニックスのIkumori氏が来校

中間試験も終わり、卒業前最後の春休み。今のところは特に遠出をすることもなく、政府関連の法人から依頼のあったレポートをせっせと書いているところ。文章を書くのは元々あまり得意なほうではないのだが、学校で書く他のレポートと違って参考文献を大量に並べる必要もなく、自分で思ったことが書けて面白い。内容はMarshall School of BusinessとそのGraduate Certificate in the Business of Entertainmentについて。この2年間を振り返る意味でもいい機会になった。

昨日は某スタートアップから中期経営計画策定の手伝いをしてもらえないかという依頼を受け、今週はその資料作成もすることになったので、遠出しなくてもそこそこ忙しくなりそうである。

ところで先週の木曜日、USCにスクウェア・エニックスのIkumori氏が来校し、CG製作のレクチャーをおこなってくださった。Ikumori氏は過去20年に渡りファイナルファンタジーをはじめとして数多くのゲームにCG製作の責任者として携わっているお方。彼のずらりと並んだ作品ポートフォリオが画面に表示された時、司会の教授が”This is the most impressive portfolio I have ever seen.”と言い、会場がどっと沸いたのが印象的だった。日本のゲームの影響力が世界で弱まったとはいえ、ゲームファンは皆日本産ゲームで育った人ばかりなのだ。日本人として誇らしい瞬間であった。

通訳を介してのレクチャーは大変内容の濃く練りに練られたものであり、特にCG課の学生にとっては大変ためになる、スクウェア・エニックスに入社したいと思わせる素晴らしいレクチャーだっただろう。このような試みは日本のゲームのプレゼンス向上にも役立つはずであるし、是非続けていって欲しいものである。

Comments are closed.