英学成らざれば切腹も辞さず

英学成らざれば切腹も辞さず

家賃の一件は無事解決。一応アパートを仲介してもらった不動産屋にも間に入ってもらい、無事支払いがされたことを確認した。遅延金の請求が残っていたので、そちらも連絡して取り消してもらった。小切手を無くし(後で見つかったようだが)、さっさと金払うか出てけ!とドアに不幸の手紙を貼付けたことについての謝罪は全くなし。いかにもアメリカらしい。

ところで全く話が変わるが、江戸時代の英語通訳の覚悟は、「英学成らざれば切腹も辞さず」だったそうな(「日本人に一番合った英語学習法」より)。切腹はとっくの昔に消えた文化だが、これ以上ないコミットメントの仕方である。本気でその覚悟で英語学習に望めば、できるようにならないはずがない。教材が乏しい時代にどうやって勉強し英語を身につけていたか不思議に思っていたが、なんだか妙に納得してしまった。

これほど優秀な教材に溢れる世の中で、学習に時間をかけながらも日本人が英語を使いこなせないのは、このような覚悟や、そこに至る動機が足りないからだと思い知らされる。自分への戒めの気持ちも込めて。メモ。

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