ゲームデザイナーに会う

ゲームデザイナーに会う

今日はエリック・ジマーマンという著名なアメリカのゲームデザイナーがUSCに来るとのことだったので、USCのゲーム学科に潜入して講義を聞き、連絡先を交換させてもらった。普通のゲームも作っているのだが、ゲームとリアルな物体を融合させたアート風のゲームを作ったり、ニューヨーク大学で教鞭をとったり、ゲームに関する本を書いたりしているちょっと異色のゲームデザイナーで、なかなか興味深い話が聞けた。

ちょっと拡大解釈すると、彼は日本のテレビ番組で人気があった「逃走中」のような現実の世界で遊べるビデオゲームのようなゲームを作っている。元々ゲームは現実であり得ないことを画面の中でロールプレイすることに面白さがあると思うのだが、それを現実世界に逆輸入してくるというのは面白い。ARG(現実代替ゲーム)というジャンルが以前流行しかけたことがあったが、そのジャンルの中の分派のようなものだろうか。

今回の出会いが人脈として育っていくかどうかは別として、少しづつピースが揃うように、徐々にこちらのゲーム業界のネットワークが広がりつつある。あとは、オンラインゲームをメインでやっている「ユーザーサポート会社」「サーバーホスティング会社」「デザイン会社」「ウェブ制作会社」あたりの繋がりが欲しいところ。未来のことは分からないが、仮にこちらでオンラインゲームを運営するとしても、ネットワークさえ構築できればそれほど高いハードルではなさそうだ。

Comments are closed.