13:30ロサンゼルス到着。
その後タクシーですでに契約済のアパートがあるリトルトーキョーへ。運転手はディープパープルが好きらしく、始め小さい音量でかけていたが私がノっている様子だったので徐々に音量を上げていき最終的に爆音になった。一本道の高速で天気もよく、眠くなってきたな、と思ってミラーを見ると、運転手さん、寝てますがな!
うとうとしつつたまに目をつむって首がガクガクしている。これはやばい。さりげなく、「I like Highway Star」とか話しかけて眠気を覚まさせる。その後もかなり怪しい感じだったがなんとか無事アパートに到着。
最近知ったことだが、昭和36年、今から52年も前に、祖父がリトルトーキョーを訪れていた。その時の祖父の日記を抜粋したい。
「夕方、一人でロスアンゼルス市内の一角にある日本料理店の集落、リトル東京で久し振りに日本食にありついた。勿論日本酒も。そのとき、ペギー葉山の歌う「何国土佐をあとにして」を初めて聞いた。やはり日本は良い国だ。もうすぐ帰れるのに望郷の念に駆りたてられていた。」
当時は治安も良かったのだろう。現在は近くにスキッドロウという治安のやや悪い地域があり、夜にあまり一人で近辺を歩いていくのは危険である。ただ、リトルトーキョー自体は近年中国人や韓国人の手で栄える町に変貌し、リトルトーキョー内について言えば数年前よりかなり安全になってきているようだ。
日本系のスーパーマーケットも多いので、全く問題なく生活立ち上げが可能であり、大変ありがたい。
真ん中にあるのはしばらくお世話になる予定の寝袋