ザッポスを視察後はステーションカジノという老舗カジノへ。その中の旗艦店であるレッドロックカジノリゾートを訪問。ここのカジノは珍しくストリップ地区にもダウンタウン地区にも属していないやや孤立した地域にある。格闘技のUFCなどと提携しており、イベントも多くおこなわれるようだ。
ラスベガスというとやはりカジノのイメージが強いが、ここ20年程で大きくビジネスモデルが変化し、実はカジノの売上は全体の30%ほどで、あとはショーやホテル、食事、バーなどの売上が残りを占めるという。ところがステーションカジノはメインの通りを避けて出店しているため、以前のカジノのようにカジノそのもの、特にハウスマージンの高いスロットの売上が70%を占めるという。
説明をしてもらったあとは参加者+USCの卒業生のみで立食パーティ。USCのエンターテインメント業界における存在感は圧倒的なものがあり、この学校に来てよかったなーと感じる瞬間である。あまりにお腹がすいていたのでロブスター3尾をはじめたらふくゴージャスな食事をいただいてしまった。
カジノゲームの開発関連でコナミと仕事をしたことがあるUSCの卒業生と知り合い、連絡先を交換。今度コナミの担当の方を紹介してもらうことに。カジノ関係者の誰に聞いても、次に最も期待できる市場は日本だと言う。石原元都知事が進めていたお台場カジノ計画は本当に進んでいるのだろうか?こっちの人は本気で日本にカジノを建設する気満々で恐らくすでに多額の研究開発費を投じている。日本がそのまま何もアクションを起こさずにオオカミ少年にならなければいいな、と思う。
3日目に続く。