プレゼンテーションその1

プレゼンテーションその1

本日は各クラス最終プレゼンの記念すべき1回目。明日、明後日とまた別のクラスのプレゼンテーションがある。今回はシネマクラスにおけるプレゼンテーションのため、MBA以外の大学院生も多く含まれているのだが、そこで気づいたのは、アメリカ人が全員プレゼンテーション上手ではないということ。MBA以外の学生は皆かなり緊張しているように見える。声や手が震えている人も。もしかしたらこの2年間で大分プレゼンテーション自体に慣れたこともあるかもしれないが、恐らくMBA以外の学生は多くが学卒→大学院と直接進むため、会社でプレゼンテーションの経験がないことも影響しているかもしれない。

肝心の最終プレゼンテーションの内容は、映画スタジオが今後進むべき新しいビジネスの提案。私のチームはTheTakeというウェブサイトを取り上げてリテールビジネスへの投資を進言。

https://thetake.com/

このサイト、なかなか良くできている。映画のトレーラーを検索して好きに観ることができるのだが、それだけでなく俳優が着ている服などをクリックするとそのままアパレルのウェブサイトに飛んで買うことができるのだ。「プロダクトプレースメント」という広告宣伝手法に近い。現在はマネタイズ自体していない=1円も生み出していないようだが、将来的に様々な展開が考えられる。

このウェブサイトにどんな技術が詰め込まれているのかと思うが、実は人力で俳優が着ている服に似た服を見つけ出してタグ付けしているらしい。これだけデジタル化が進んだと言っても、案外なかなか機械に取って代わられづらい部分も残っていたりするものだ。

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