Monthly Archives: 10月 2013

Prime

Prime

先日記事に書いた通り、諸国を回って文化を学びながら企業の問題を解決しちゃおう、というプログラム「Prime」の行き先の発表が本日あった。6カ所の行き先に第一志望〜第六志望まで番号を振り、非公表のルールに基づいて行き先が決定する。長期間準備をする学校の目玉プログラムの一つのため、行き先は今後の学校生活を左右するほど重要になってくる。

もちろん一カ所あたりの席数は決まっているのだが、ポイントとなるのは行き先が決まってから数日間「交渉とトレードが可能」だということ。このルールを知ったとき、ある漫画の名台詞が浮かんだ。

限定と聞いて・・・・すぐある予感が走った・・・
この勝負運否天賦じゃない・・・・・・
・・・・・・おそらくは・・・・・・
愚図が堕ちていく
勝つのは知略走り 他人出し抜ける者・・・・・・

- カイジ 『カイジ』より

そう、実はこのPrime、自分の行きたいところから順番に志望順位を振っていくのは不正解なのだ。ルールは開示されていないが、需要の高いところを一位に持ってきた場合、第二志望に需要の低いところを持ってくるとそっちになる可能性が高いことが想定された。かといって、需要の高い順に振ったとしても公平性の観点から第三志望以下にはなりにくいことも想定された。つまり、もっとも需要が高いと思われるところから順に第一〜第三まで振り、後でトレードすることで実際に一番行きたい場所に行ける可能性が飛躍的に高まるのだ。

友人と戦略を立て事前の聞き取りの結果から南米と日本の需要が高いと予測し、一位に南米、二位に日本を置くことで無事目的の南米をゲット。

これからの問題は、おそらく三番人気のタイ・バンコクとなってしまった他の友人をどうやって南米の人とトレードするか。昨年はなんと日本に行きたくて10万円近く払ってトレードした人がいたらしい。南米に当たった私にはすでに「お金払うから譲ってくれ」との依頼が複数舞い込んできた。交渉はなんでもアリだ。タイムリミットは明日まで。すでにかなりのスピード感で交渉が始まっているので時間の余裕はない。今考えられるオプションは以下の通り。

・南米の人にとにかく当たってタイ・バンコクとトレードできないか交渉
・わらしべ長者的にタイ・バンコク→日本→南米とトレードしていく
・他の地域に当たったけど本当はタイ・バンコクに行きたかった人をたくさん探してキープし、対南米交渉のオプションを増やす
・仲間内で出資を募り、交渉の材料にする
・誰も考えつかないウルトラCを思いつき、ババーンとアメコミヒーローのように現状を打破

作戦会議は始まったばかり。さて、どうしようか。

Junior Achievement

Junior Achievement

昨日はJunior AchievementというプログラムのボランティアでUSC近辺の小学校に授業をしにいった。この学校の貧困率は100%。でも子供達にとってそんなことは関係ない。笑顔いっぱいで、皆賢く、将来有望な子供達ばかりであった。

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教えた内容は「仕事」「政府」「お金の流れ」など、社会的なことを中心に5科目。何か質問をすると皆100%手を挙げる。でも当てると答えられなかったりするところがまたかわいい。3時間があっという間に過ぎていった。休み時間には校庭で子供達と遊ぶ。久し振りに無我夢中で走り回ったので休み時間の後身体が石のように動かなくなってあせる。。

授業が終わる時、「Mr.Masa,次はいつ来るの?」「明日は来るの?」と子供達に声をかけられる。何と答えたらいいか分からず、「きっとまた来るよ」と言ってクラスの全員とハイタッチ。

この子達が大人になった時、変な日本人があの時教えにきたなーと少しでも覚えてていてくれるだろうか?今の笑顔をそのまま失わずにいられるだろうか?この子達の将来を考えたとき、「貧困」という重い二文字が頭をよぎる。お金の有無がこの子達の未来を左右しないことを、切に願うのであった。

ソフトバンクのSupercell買収とMacpro

ソフトバンクのSupercell買収とMacpro

先週のラスベガストレックで知り合ったUSCOBの方が某大手ゲーム会社と以前仕事をしており、なんととっても親切に私の履歴書をその会社の社長宛に送ってくださった。担当者レベルかと思っていたのでちょっとびっくり。レスポンスがいただけたら嬉しいな。授業の合間を縫って今後もネットワーキングに精を出すことにしよう。

<今週の今まで思い出>
一昨日火曜日はコリアンタウンのカラオケで2年生と交流。明日金曜日にはボランティア活動の一環で地域の小学生に3時間ほどレクチャーをしにいくので、昨日はパートナーとその打ち合わせ。2人でパートナーを組んで小学2年生に社会の仕組みを教えるのだが、楽しんでくれるか心配だ。それ以外は特に提出物やテストもなく、平穏な一週間であった。

・ソフトバンクのSupercell買収について
これでパズドラのガンホーと合わせて間違いなくソフトバンクはスマートフォンのゲーム分野で売上世界No.1となった。リスキーな投資だとは思うが、孫社長のリスクを伴う積極的な買収は好感が持てる。今後もオンラインゲームの分野で日本がイニシアチブを取っていけるように積極的にアクションを取ってほしい。

・Macpro
みんなにゴミ箱だのと罵られていたMacproの価格が発表。一言で言うと、すごいパソコンです。

ポイント1ー自作PCファンにとって高値の花だった超マニアックなパーツを使用
普通はハードディスクorSSDはSATAという規格でマザーボードと繋がるのだが、今回のMacproではグラフィックボードなどを挿す全然違うところに繋げてしまった。同様のものは自作PCファンの憧れの的で10万円以上のコストがかかっていた。どれほど体感できるかは不明だがきっとテレビを付ける感覚でPCが起動すると思われる。

ポイント2ー極めて効率的な空冷システムを搭載
こういう構造になっていたら空気の流れが一番効率的だな、というのをそのまま形にしている。自作PCマニアのレベル。

ほかにも挙げればきりがない。50万円以上するのではと思っていただけに30万円の価格は驚き。形は奇妙だが、個人的には機能美の観点からこんなに美しいPCは見たことがない。まぁもちろん買うお金はないので発売されたらMacstoreに行って遊んでみようと思う。

ラスベガス 4日目<シーザース、MGM、コスモポリタン>

ラスベガス 4日目<シーザース、MGM、コスモポリタン>

本日よりTerm2が開始。初週は提出物がないということで割と余裕がある。ただ、スケジュールを見ると11月6日、8日に中間試験があり、中日の7日に某社からインフォメーションセッションの招待をいただいているため、6日の中間試験後すぐにボストンへ1泊2日で弾丸ツアーののち帰ってまたすぐ中間試験という謎のスケジュールになってしまった。航空券とホテル代まで出していただけるとのことで大変ありがたいのだが、強行日程に若干の不安が残る。同時期に開催される日本人向け最大のリクルーティングイベント「ボストンキャリアフォーラム」は、興味のある会社が出典しないため今回は見送ることに。

ちなみに、ラスベガストレックと同じ時期に他のクラブでニューヨークトレックが開催されていたのだが、私のチームメイトのアンソニーがニューヨークトレックで訪れたユニクロに心底惚れてしまったそうで、「ドリームカンパニーの一つになったよ」とのこと。ユニクロといえば最近ブラック企業だとか日本で言われているが、世界に誇れる企業へと育てた社長の手腕は素晴らしい。一代でそこまでの企業を育てるには何かしら犠牲が必要なのかもしれない。韓国人のGunnも「ユニクロは他の全ての衣料品ブランドをKilling(倒す)していっている」と感心しきりであった。

さて、話をまたラスベガスへ。

10月18日(金)
9:00 ベネシアンからバスで出発。
10:00 シーザースパレス着。
シーザースパレスはあの英雄カエサルをモチーフにした巨大ホテルであり、その規模はラスベガスでもひと際目立っている。ホテルというよりももはや城。いやはや、とんでもないものを作ってしまったものだ。カエサルもあの世できっと喜んでいることだろう。写真を取り損ねたので、興味ある方は検索のほど。

シーザースパレスを運営しているシーザースエンターテインメントの特長は、オンラインカジノでトップシェアを誇っていること。あのソーシャルゲームの雄Zingaを抜いて最近トップに躍り出た。ホテルビジネスは古くからある事業なので、社内は保守的なはず。新しいことを積極的に進められるいい風土があるということだろう。

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昼食は中華料理を食す。担々麺。汁が少ないもののなかなかのお味。

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こちら内装。凝っています。

14:00 その後移動してMGMリゾートの拠点ベラージオへ。
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こちらはベラージオ前の有名なウォーターショー。15分に一度の頻度で鑑賞できる。

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ベラージオ内の庭園にある木のモニュメント。目が動いて気持ち悪い。

MGMはべガス最大のグループ企業であり、MBAを積極採用してスピーディーに他社の買収を進めている。近年はサーカスサーカスという有名なファミリー向けカジノを買収するなど、ラスベガスでの存在感を増している。インフォメーションセッションにいらっしゃった方々も非常にスマートな印象だった。好き嫌いは分かれるだろう。

16:00 コスモポリタン
会社の規模としては大きくないが、非常に有名なホテル。
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こちらホテル内のバー。

内装はかなり若いターゲットを意識している印象で、数百万個のスワロフスキーを使用した世界一大きなシャンデリアなど、ド派手を売りにしている感がある。ちょっと疲れすぎてあまり説明が耳に入らず。

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こちらはコスモポリタンのバーからの夜景なのでした。

帰りは夜のハイウェイを抜け、深夜1時頃帰宅。相当疲れたが、一生忘れない思い出になった。ここで得た人脈はきっと活きるはずだ。いや、絶対に活かす!そう誓って眠りに就いたのであった。

ラスべガス 3日目<シルクドソレイユ・KA>

ラスべガス 3日目<シルクドソレイユ・KA>

ベネシアン訪問のあとは、シルクドソレイユを鑑賞。ビートルズのLOVEというショーがやっていたかったので観たかったのだが、並びで席が取れなかったためKAというショーを鑑賞。これまた素晴らしいショー。

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セットを作るために10億円以上かけているらしい

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こちらはなんと日本人。世界選手権で7個の金メダルをバトンで獲得した高橋典子さんのソロシーン。このショーの中で最も目立っていたと言ってもいいかもしれない存在感。以前テレビ番組でシルクドソレイユで活躍する日本人、として観た記憶があるが、偶然その方のショーを鑑賞することになるとは思わなかった。

ディズニーシーにミスティックリズムというショーがあるが、シルクドソレイユはそれをスケールアップした感じと言っていいかもしれない。100ドル以上かかるが、その価値は十分にあると思う。

4日目に続く。

ラスベガス 3日目<ウィンリゾート〜ベネシアン>

ラスベガス 3日目<ウィンリゾート〜ベネシアン>

2日目の夜はAriaに一緒に泊まっていた友人2人が帰るとのことで、コスモポリタンホテルの友人の部屋に潜り込むことに。こちらでは大人一人○○円、ではなく一部屋○○円という感じなので一部屋に何人泊まっても問題ない。7時頃起床、9時にベネシアンをバスで出発しまずはウィンリゾートへと向かう。

ストリップ地区に程近いウィンリゾートはホテル内に劇場やラスベガスで最も人気のあるクラブを有しており、MGMなどの巨大グループにも引けを取らない立派なホテルである。

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こちらはホテル内の劇場

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こちらはラスベガスで最も人気のあるクラブの一つだそうだ。テーブル一つ確保するのに10万円近くかかると思われる。

その後13時頃からベネシアンに移動。とにかくゴージャスなのでラスベガスに行く機会があれば一度行くことをオススメする。本気でベネチアを再現しようとして、彫刻、壁画などにいたっては正直並の美術館を凌ぐレベルだ。

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ホテル内部。お台場のヴィーナスフォートが子供の遊びに感じるようなレベル。とにかくかけている金額が半端ではない。

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こちらもホテルの様子。なんかぼやけてしまっているが実際に見ると迫力が違います

ただ、どのリゾートに寄っても感じることであるが、裏方(従業員スペース)は悲しいほど質素で味気ない。社会人一年目の頃販売応援で家電量販店などに週末行っていたが、それの裏方の雰囲気と変わらない。ディズニーランドが好きで「夢の国で働きたい!」と思って就職しても実は夢の国とはかけ離れた仕事が待っている…といったような現実に近いのではないだろうか。

一通り説明を聞いた後は創業者のおじいちゃんが出てきて貴重なお話を聞くことができた。彼を突き動かしてきたものは、常に「Greed(強欲)」だったという。あまりに率直で正直な話だったので、逆に好感が持てるいいおじいちゃんであった。

3日目夜のシルクドソレイユに続く。

ラスベガス 2日目<ステーションカジノ>

ラスベガス 2日目<ステーションカジノ>

ザッポスを視察後はステーションカジノという老舗カジノへ。その中の旗艦店であるレッドロックカジノリゾートを訪問。ここのカジノは珍しくストリップ地区にもダウンタウン地区にも属していないやや孤立した地域にある。格闘技のUFCなどと提携しており、イベントも多くおこなわれるようだ。

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ラスベガスというとやはりカジノのイメージが強いが、ここ20年程で大きくビジネスモデルが変化し、実はカジノの売上は全体の30%ほどで、あとはショーやホテル、食事、バーなどの売上が残りを占めるという。ところがステーションカジノはメインの通りを避けて出店しているため、以前のカジノのようにカジノそのもの、特にハウスマージンの高いスロットの売上が70%を占めるという。

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説明をしてもらったあとは参加者+USCの卒業生のみで立食パーティ。USCのエンターテインメント業界における存在感は圧倒的なものがあり、この学校に来てよかったなーと感じる瞬間である。あまりにお腹がすいていたのでロブスター3尾をはじめたらふくゴージャスな食事をいただいてしまった。

カジノゲームの開発関連でコナミと仕事をしたことがあるUSCの卒業生と知り合い、連絡先を交換。今度コナミの担当の方を紹介してもらうことに。カジノ関係者の誰に聞いても、次に最も期待できる市場は日本だと言う。石原元都知事が進めていたお台場カジノ計画は本当に進んでいるのだろうか?こっちの人は本気で日本にカジノを建設する気満々で恐らくすでに多額の研究開発費を投じている。日本がそのまま何もアクションを起こさずにオオカミ少年にならなければいいな、と思う。

3日目に続く。

ラスベガス 2日目<ザッポス>

ラスベガス 2日目<ザッポス>

10月16日(火)
7:30 起床
ソファーの寝心地が良すぎたのか全く目覚ましに気付かずあせる。ドアに指を挟んだりしながら大急ぎでスーツに着替え、8時半にコスモポリタンに到着。久々に長距離を走って一日の始まりから満身創痍。そこから友人と相乗りタクシーでホテルベネシアンへ。

9:00 ベネシアンからバスでダウンタウンへ向けて出発。

10:00
ザッポスというオンラインでシューズを販売している会社の「ダウンタウンプロジェクト」を視察。急成長を遂げているザッポスはアメリカにおけるベンチャー企業の代表格で、近年オフィスをラスベガスのダウンタウンに移転。約350億円を投じて近隣の土地を買収し、街の復興を手がけている。ちなみにラスベガスのカジノはストリップとダウンタウンという2つの地区が主要拠点であり、派手で煌びやかなストリップ地区と比べてダウンタウンは古き良きラスベガスといった雰囲気が漂っている。

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CEOのアパートにおじゃまする

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これも家の中

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ところどころに遊び心満載

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ザッポスです

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とってもファンキーなお姉さんがプロジェクトの概要を説明中

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壁にはブレインストーミングによるポストイットがぎっしり

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アメリカ人は寿司が大好きです

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復興イメージ

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ダウンタウンの地図と買収拠点

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どこかで見たようなおもちゃが…

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その後休憩で近所のコーヒーショップへ。とってもおしゃれ。サンドイッチを食す。

13:00
ザッポスの本社に移動。

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若い感性を感じるロゴ

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職場の様子

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ピーチ姫発見!この部屋ではなんでも悩みをアドバイザーに相談できるらしい

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CEO達の席

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これも職場

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こちらカスタマーサービス部。最も重要な拠点とのこと。ザッポスはずば抜けた電話対応で有名で、客からの電話には何時間でも対応、ザッポスに在庫がない場合は他社のお店まで紹介する徹底ぶり。客とのエモーショナルコネクションを作ることを目的にしているそうで、人員は4週間に渡るトレーニングの後に配属される。ただ、よくよく聞いてみると全体の4%の客からしか電話はこないらしい。つまりコストとしてはたかが知れており、口コミ効果や無料パブリシティの獲得を真の目的にしていると思われる。衣料品のパタゴニアは広告宣伝費を極力減らし環境問題の解決に資金を投じることで無料のパブリシティを獲得しているが、同様に新手の広告宣伝手段であり、非常に興味深い。

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こちらカフェテリア外のテラス。カラオケがついていて社員が歌っている。いつでも休憩をとっていいらしく、みなのんびり働いている印象を受けた。こうした特殊な文化も無料パブリシティの獲得に繋がるのだろう。

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会社入り口に置いてあるゲーム。この張り紙一つとっても遊び心を感じる。

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こちらはなんとCEOのメールを返信するチーム。忙しいのは分かるが、そこまでアウトソースしてしまっていいのだろうか。一応CEOはちゃんとメールには目を通しているそうだ。

2つ目の会社ステーションカジノに続く。

ラスベガス 1日目

ラスベガス 1日目

昨日の夜無事にラスベガスから友人の車で帰ってきた。初めて行った感想としては「こんな煌びやかでスケールの大きい街は見たことがないっ!!」ということ。ニューヨークのタイムズスクエア前の電飾がスケールアップしてずっと続いているイメージ。マカオに収益の面で追い抜かれたとはいえ、一朝一夕にできたものではない、長い年月をかけてお金をつぎ込み続けて派手さを競い合った結果が今のラスベガスだ。3日間で7社を回る慌ただしいスケジュールだったが、非常に内容の濃いトレックだった。様々な会社を内側から見られるというのは学生の特権である。
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派手さを競い合った結果エッフェル塔まで作っちゃうそのスケール。

10月15日(火)
13:30頃友人Edwinがリトルトーキョーまで迎えに来てくれて出発。途中マクドナルドに寄ったりしながら19時頃にラスベガス到着。
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ラスベガスに向かうフリーフェイ。ああ、元々アメリカと聞いて想像するのはこんな風景だったなぁ。

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ピラミッドの形をしたホテル「Luxor」

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ド派手な電飾が夜の街を彩る

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こちらはラスベガスを象徴するホテル「ベラージオ」

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元々ベラージオで働いていた友人IanがAriaという同じMGM系列のホテルのスイートを一泊70ドルという格安な料金で用意してくれた。こちらはスイートからの夜景。
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夜景その2

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夜景その3

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カジノの中はこんな感じ。こちらはコスモポリタンホテルのカジノ。せっかく来たので最もハウスマージン(カジノ側の取り分)が少ないビデオポーカーの安ーいマシンで遊んでみる。一番安い台では1プレイ1セントから遊ぶことができるので、日本のゲームセンターより寧ろお金がかからない。さらにカジノの人が無料でお酒を持ってきてくれるのでとってもお得。

その後IanがHydeというベラージオの素敵なバーに招待してくれた。並ばずに入れてちょっぴりセレブ気分。2時頃まで友人達と過ごしたのち、明日早起きするの嫌だなーと思いながら、ホテルに帰宅。ベッド2つの部屋に3人で泊まったので、2つのベッドを巡って激しい戦い(ジャンケン)の末、負けた私はソファーにて就寝することに。2日目に続く。

第2term終了

第2term終了

本日のファイナンスの試験をもって第2termが終了。試験の結果はいざ知らず、嬉しくて嬉しくて仕方ないので試験後絶品タイ料理を食したのち今まで飲みに行っていた。帰りに”Famima!”(日本のファミリーマート)でチキンを購入しようとしたところ、店員さんが日本語を勉強しているらしく、日本の話題でひとしきり盛り上がったあとに「このチキンもうひからびてて美味しくないよー」と言いながらなんとタダでくれた。日本だったらコンビニがおまけをしてくれるなんてあり得ないので、かなりビックリ。ちなみにこちらでは”family mart”というコンビニチェーンがあるが、日本のファミリーマートとは全く違う系列。アメリカですでにこのチェーンに”family mart”という名前で展開されていたため、日本のファミリーマートはこちらでは”Famima!”になったんだそうな。

明日から6日間のオフであり、早速明日から学校のクラブ主催のtrekでラスベガスに4日間滞在予定。MGMなど主要なリゾートを回って話が聞けるので楽しみだ。

<今までの成績>

ストラテジー…なんとかパス
スタティスティック…パス
アカウンティング…なんとかパス
マーケティング…多分パス
ファイナンス…多分パス
オペレーション…多分なんとかパス

一応卒業は問題なさそうだが、2年目でエンタメ系の授業を取るためには一定の成績が必要になるため、Term3以降も気が抜けない日々が続きそう。これだけ勉強していても大した成績が取れないのが不甲斐ない。。日本語での授業、試験だったら正直楽勝なのではないかと思う時はあるが、より多くのことが学べているのは間違いないのでよしとしよう。

第3Termの目標は、ズバリ英語力のアップ!誰か英語のいい勉強法を知っている人がいたら教えてください…