ロサンゼルス国際空港で銃撃

ロサンゼルス国際空港で銃撃

本日朝、ロサンゼルス国際空港(LAX)で銃撃事件が発生。数人(最低2人)の米運輸保安庁(TSA)職員が”強力”なライフルで撃たれ負傷しているとのこと。犯人は拘束されている模様。とにかく死者が出ないことを祈るばかりだ。先ほどより空港から走って逃げる人々の姿が繰り返しテレビで流されている。

LAXはロサンゼルスの玄関であり、ここにいる人は誰もが利用したことのある空港だ。私も複数回利用しているが、全く危険を感じたことはない、洗練されたイメージのある空港だった。安全だと信じて疑わなかった場所が一人の狂人によって一瞬で危険な場所に変わる…銃社会アメリカの恐ろしさを改めて思い知らされる。

しかしどうやって防げばいいのか。誰が銃を持って人を撃とうとしているかなんて見た目からは誰も分からない。日頃から防弾チョッキを着込むなんて不可能だ。昨年はハロウィンパーティの時期にUSCの近辺で銃撃があったという話を聞いた。一体何に気をつけたらいいのか分からないのが一番の問題だ。

友人のアンドリューは「銃に罪はなく、銃を持つ人の問題だ」と言った。友人のケビンは、「それでも銃は人を殺すのを助ける道具だ」と言った。銃を持つ狂人から身を守るために銃を持つ…全く理にかなわない不幸なスパイラルはどうやったら断てるのだろうか。明治維新直後の廃刀令のように、時代の節目の反発を恐れない強力なリーダーシップの元でしか実現できないのだろうか。

全米ライフル協会(NRA)を始めとするの強力なロビー活動によって、2013年現在アメリカの銃排除の動きは進んでいない。

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