ネットワーキングのコツ?

ネットワーキングのコツ?

以前の投稿で「長く続く関係は、お互いの興味、趣味、思想が近かったり、そういった仕事とは全く関係のない部分が重要なポイントになっている気がする」と書いたが、今日また今後につながっていきそうな出会いがあった。

CABという色んな企業のお偉方が若造のメンターとして色々とアドバイスしてくれるUSC Marshallのプログラムがある。そこの責任者の方が私の出身校に一年間留学していたことがあり、楽しく日本のラーメンや餃子の話で盛り上がったのだが、なんと彼はエレクトロニック・アーツの社長さんとお友達らしい(エレクトロニック・アーツの社長さんもCABのメンバーで、彼が招聘したそうだ)。今後はS先輩と呼ぶことに。エレクトロニック・アーツの社長さんと近いうちに会えそうでワクワク。

アメリカに来て早10か月、もうすぐ一年が終わろうとしている。入学してから学校や色んなネットワーキングイベントなどで多分1,500~2,000人くらいの人と会話をした。数で考えるとかなりの人数なのだが、本当に続いている、続いていきそうな関係はごくごく一握り。そしてその全ての人が、「日本になにかしら興味を持っている人」という人だということに最近気付いてきた(学校の友達を除く)。日本のアニメが好き、ゲームが好き、ラーメンが好き、寿司が好き、留学したことがある、仕事をしていたことがある、などなどなど。

それ以外の人は、例え業界が同じだったとしても名刺や連絡先を交換し、2,3回やり取りして終わるのが関の山。向こうも忙しいので次第に相手のレスポンスが悪くなり、遂には連絡が途絶えるのがよくあるパターン。上記に当てはまる人は例えこちらからコンタクトしなかったとしても向こうから勝手にあれこれ聞いてきて、そんなやり取りを続けているうちに自然と仲良くなってくる。

2年間という時間が限られているMBAの中でネットワーキングに精を出すのなら、日本からの留学生はそういう人にターゲットを絞ったほうが断然効率がいいと思う。目指す業界に近い人たちなら、尚更いいネットワークになるだろう。今日出会ったS先輩は日本の餃子が大好物らしい。なんだか餃子が食べたくなってきたのでこれから焼いて食べようと思う。ではでは。

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