今週の木曜日から母が訪米。木曜日は職場から帰ったあとUSCをぐるっとまわってLABというUSC前のバーでハンバーガーを食し、昨日はユニバーサルスタジオへ。日本を含め初めてのユニバーサルスタジオということでワクワクドキドキ。
アメリカの遊園地にはよく「VIP」というチケットがあり、追加の料金を払うことで乗り物に優先搭乗することができたり、各種特典が受けられたりする。ディズニーなどにあるファストパスを常に利用できるイメージだと考えてもらえると分かりやすいだろう。今回はなんとそのVIPチケットで入園させてもらった。なんでもお金で解決できてしまうところあたりがなんともアメリカらしい。
こちら園内の様子。サウスパークのアトラクション。
マリリンモンローに扮したキャストがド派手な車を運転中。
乗り物に一通り乗った印象で言うと、ジュラシックパークはちょっと短いスプラッシュマウンテン、マミーはちょっと短いスペースマウンテンといったところ。他は3D系の映像を見ながら椅子がガタガタ揺れる類のものが多い。その中でよかったのはシュレック。元の映画を観ていなかったのだが、十分に楽しむことができた。
しかしなんといってもユニバーサルスタジオで見どころといえば、実際の映画スタジオを説明を聞きながら回れるところ。非常に貴重な経験になった。VIPと普通のチケットで回るところは違うらしいので注意。
セットその1。裏側の壁は全く別の見た目になっている。
映画に登場した車がズラリ。三菱のエクリプス・スパイダーもあった。
わわ、上流から大量の水が!
洪水だ!逃げろー
わーわー!こりゃ大変!
といってもこれもセット。一回にとんでもない量の水が使われるらしいが、間近で見られてよかった。
むむ、飛行機が墜落している?!
これは大惨事。
民家も大打撃である。
これらはトムクルーズ主演のWorld Warという映画で使われたセット。使われなくなった旅客機を60万円ほどで購入し、2000万円ほどかけてここまで運んだらしい。しかもこのセットが使われたのは映画中5分にも満たないシーンだとか。いやはや。こうやってアトラクション代わりにその後再利用できるユニバーサルスタジオでなければできないかもしれない。
こちらはロストワールド・ジュラシックパークのセット。
家の中のセットもあり。家の撮影をするのになんでどこかの家に行かずにわざわざセットを作るんだろう、と以前思っていたが、ここに来て納得。天井には大量の照明やカメラなどの機材がズラリ。欲しい絵を撮るためには家の中で撮影しようとすると天井や壁を壊さないといけないのでセットのほうが効率がいいのだ。
映画に使う小道具部屋。同じテーブルがいくつもの映画で使われていたりする。だーれも気づかないからOKとのこと。
フィナーレは大人気のショー、ウォーターワールド。これを観るだけでも来る価値があったと思えるはずだ。というわけで、なかなかに充実した初ユニバーサルスタジオであった。