全てのプログラムが終了!!

全てのプログラムが終了!!

昨日の期末試験をもって、MBA全てのプログラムが終了。後は15日におこなわれる卒業式を残すのみである。入学した時は永遠に続くことのように感じられたが、終わってみれば本当にあっという間であった。楽しいことばかりでなく、つらいこと、寝る間もないほど忙しいことも度々あったが、今思えば全ていい思い出である。この場を借りて、今回の留学を実現させてくれた全ての人、留学を素晴らしいものにしてくれたクラスメート、そして知識を与えてくれた教授たちにお礼を言いたい。何をもって成長というのかは人それぞれだと思うが、間違いなくかけがえのない経験であり、人間として大きく成長できたと信じている。

先日Huluで、ゲーム業界の新規ビジネスについて最後のプレゼンテーションをおこなった。20分の持ち時間が切れ、最後の「Risk」についてのスライドについて、”There are risks but whatever!”(リスクはあるけどどうでもいいよね!)と言って終わらせたところ、クラスが笑いに包まれた。その後、友人から「”There are risks but whatever”ってMBAで学んだことの中で一番重要なことかもしれないね」と言われた。半分冗談だが、確かにその通りだなぁと思う。リスクを取らずに一日、また一日と漫然と過ごしていては、ついにはできるはずだったこともできずにきっと一生が終わってしまう。

ブログに書こうか迷ったが、実は先日クラスメートの一人が亡くなった。28歳であった。卒業旅行の直後であり、卒業の直前というタイミング、残念でならない。最後の彼女との思い出は、サンダンス映画祭。20人くらいの友人達と同じキャビンに泊まったのだが、翌朝5時頃映画のチケットを買いに行く際に、彼女も一緒に行く予定になっていたものの、彼女の部屋から寝息が聞こえたためそっとしておいたのを覚えている。映画好きの彼女は非常にスマートで、パラマウントでインターンシップをし、将来映画業界で働くことを夢見ていた。同じGraduate Certificate in Entertainment Businessの取得を目指していた仲間だった。そこまで近しい間柄ではなかったものの、聞いた時のショックは大きく、卒業旅行での元気な写真を見ると今でも信じられない。

勿論長生きしたいが、いつ人生を終えても悔いのないよう、精いっぱい生きていこうと心に誓うのであった。

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こちらはCiscoのエンジニアになる友人ブランドンからのプレゼント。ベースギターに使うエフェクターである。彼はエフェクターを自ら製作し販売しており、スタンフォード大学でおこなったコンサートで組んだバンドのメンバーの一人でもある。今回は私に合わせて特注で作ってもらった。ミニマリズムを追求し、マルチエフェクターでありながらスイッチは一つしかなく、エフェクトの効果を変更するためには蓋を開けなければいけないこだわりようである。将来彼が有名になってプレミアムが付くといいな。

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