サプライズ誕生日会

サプライズ誕生日会

先週金曜は久々にCoreB(1学年でAからCまで3つのコアがある)のみんなで集まってコリアンバーベキュー。アメリカはかなり食事が高いのだが、コリアンバーベキューは比較的安く、20ドル程度で食べ放題。ここぞとばかりに肉をたくさん食す。

そんなバーベキューで夢中になって食べていると突然音楽が鳴り始め、店内のディスプレイを見たら「Happy birthday Masa」の文字が。全く予測していなかったため、ビックリ。大分早い誕生日会だが、わざわざ仕込んでくれた友人たちに感謝。いやー、いい友達を持って幸せである。

土曜日はUCLAのアジアコミュニティとのミキサー。2年目になってからあまり会わなくなった友人も多いので、久々に会えるとなかなか昔を思い出して楽しい。もうあれから一年半が経ったのかー、としみじみ。来週の期末試験が終われば、日本に帰国3週間ほど滞在予定。帰国が楽しみな反面、アメリカに里心がついてしまって長期間留守にするのも寂しい気がする。

半年後、アメリカに残っているだろうか。はたまた、日本で働いているのだろうか。

久々の再会

久々の再会

以前同じMBAの塾に通っていた同志のA氏と久々の再会。わざわざUSCまで会いに来てくださった。元気そうで何より。元お医者さんという異色の経歴ながら、目標としていたアントレプレナーへの道を着々と歩み、無事資金調達も済んで順風満帆といったところだそうだ。本当に5年後楽しみな一人である。

A氏を見ていると、同じく元々お医者さんだった維新の志士、久坂玄瑞のこんな言葉を思い出す。

「我が胸の中にあるのは、病人を治す処方ではない。 天下を治療する処方である。」

もっとも、A氏の起業と政治とは何の関係もないわけだが、志の大きさという点で通じるものがあるなーと思う。私も負けないように頑張りたいものである。そして今日話していてお互い改めて感じたのは、本当に留学できてよかったということ。これほど視野、世界が一瞬のうちに広がる経験は一生できないであろう。

話は変わるが、昨日は大好きだったフィルムファイナンス最後の授業。教授が最後に言ったこと。

「常にGood(Better)だと思える選択をしなさい。その結果決断がRightになるか、Wrongになるかは誰もコントロールすることはできない。ただし、Badな選択をするよりも、Goodな選択をしたほうが、Rightな結果になる可能性は高い。」

MBAに来たのはGoodだと思える選択であった。10年後、Rightだったと確信できるように、小さなGoodを積み重ねていきたい。

サンクスギビングその2

サンクスギビングその2

先週金曜日から日曜日にかけてはジョシュアツリーというロサンゼルスから2時間ほどのキャンプ場でキャンプ。寒いと聞いてスキーウェアを持っていったものの想像以上に寒く夜こごえながら5回くらい目を覚ました気がする。

IMG_8331

これがジョシュアツリーの景色。まぁ砂漠です。不思議な形の石と木がある以外はなーんにもなし。途中ハイキングをしていると日本人のご家族に出会う。うーむ、日本からの旅行でこの場所を選ぶとはなかなか通ですな。

IMG_8328

途中空に虹がかかっているのを発見!こんな乾燥しているのにどうやったら虹がかかるのだろうか。世の中は不思議なことでいっぱいである。

というわけで、今週からは期末試験の季節。もう3/4の学校生活が終わるのかと思うと改めて早いなーという思いとともに、寂しくもなる。最後のセメスターはきっといろいろな意味で人生を左右する数か月間になるだろう。その前に冬休みは日本へ久々に帰国予定。すでに結構予定が入っていてなかなか忙しくなりそうだ。さて、勉強でも始めますか。

サンクスギビングその1

サンクスギビングその1

IMG_8344

土曜夜:カレー

日曜昼:カレー

日曜夜:カレー

月曜朝:カレー

火曜朝:カレー

水曜朝:カレー(予定)

水曜昼:カレー(予定)

何を思ったかカレーが無性に食べたくなり、家で早速作ってみたところ全然減らずカレーが見たくなくなるほど毎日食べている今日この頃。しばらく更新の時間があいてしまったので先週を思い出しながらの更新。

IMG_8293

先週木曜日、27日はサンクスギビングデー。それに伴い、学校は水曜日から日曜日まで大型連休となった。サンクスギビングデー当日は昨年と同様友人宅におじゃま。ご家族の方々と一緒に七面鳥に舌鼓を打った。七面鳥はサンクスギビングデー以外ではほとんど食べないらしい。毎年ホワイトハウスではこの日に2羽の七面鳥に恩赦を与え、食べられてしまう運命から解放するというユニークな催しがおこなわれる。ちなみに起源には諸説あるものの、イギリスからの移民が最初の収穫を達成したことを記念して始まったとのこと。現在はただ家族が集まってディナーを食べる日になっている。ちなみにネイティブインディアンにとっては侵略の始まりの日としてみる向きもあるようで、立場の違いとはなかなか悩ましいものである。

アメリカで暴動

アメリカで暴動

日本でもニュースになっているようだが、「白人警官が黒人少年を射殺し、正当防衛で不起訴」になったことに対する暴動がアメリカ各地で発生している。ここロサンゼルスでも正に大学の目の前の大通りでデモ行進が行われた。私の元にも日本総領事館から警戒するようメールが届いたので以下転載したい。

—–

「総領事館からのお知らせ」

邦人の皆様へ

報道によりますと,現在,South Los Angeles, Figueroa Streetなどにおいて,ファーガソンの判決(黒人少年射殺事件)に端を発する,大規模なデモが発生しております。現時点では大きな被害は確認されておりませんが,今後の動向について,報道等に注意の上,外出時等には細心の注意をお願いいたします。

—–

総領事館、なかなか親切な対応だ。今回の事件に対するアメリカ人の反応はまちまちである。人種差別と捉える向きもあるが、純粋に正当防衛と捉える向きもある。貧困地域は犯罪が多く、多数の警官を配置しなければならないため、こういった悲劇が起きてしまうのは仕方がないという意見もある。

私は幸い、今まで人種差別らしい差別にあったことがない。気にしないだけかもしれないが、ロサンゼルスは人種のるつぼでマジョリティと言える存在がいないので、皆あまり気にしていないような気がする。例えば今から5,000年くらい経ったとして、そもそも白人、黒人、黄色人種というカテゴリは存在しているのだろうか。全部混ざってしまっているんではなかろうか。そうなったとして差別は無くなるだろうか。いや、まだきっとあるだろう。平等な世の中とは、いやはやなかなか難しいものである。

ベスト・フレンズ・ウエディング

ベスト・フレンズ・ウエディング

ただいま友人の結婚式から帰宅途中。週末授業の合間を縫ってグアムまで行くかなりタイトなスケジュールになったが、本当に行って良かった。以前ハワイで私が式を挙げた際にも来てくれた、本当に仲の良い高校からの友人である。その友人と家族が幸せいっぱいになっているのを見るのは、自分のことのように嬉しい。

日本から仲の良い3人も参加し、久々に本当に楽しい旅となった。本当に気の置けない友人というのは、どんなに友達作りがうまい人だったとしても、きっと数人しかいないだろう。この4人は、これからも変わることのない、ずっと一番の友人たちなんだろうなーと思う。運よくそんな友達ができたことに感謝したい。5人それぞれ、全く違う道に進んでいるのも面白い。先生、ラーメン屋、不動産、銀行、学生。MBAはいろんな業界から人を集めて多様性をうたっているが、人工的に多様性を追求しなくとも、これほど人の個性というのは色濃く人生に表れるものなのか、と思い嬉しくなるのであった。

なにはともあれ、本当に結婚おめでとう!末永くお幸せに。死ぬまでよろしく!

アクティビジョン・ブリザードのCFOが来校

アクティビジョン・ブリザードのCFOが来校

今週火曜日のことになるが、アクティビジョン・ブリザードのCFOがUSCに来校。色々と話を聞かせていただいた。アクティビジョン・ブリザードはアクティビジョンとブリザードの持ち株会社であり、実質世界最大のゲームソフトメーカーである。

面白かったのは、日本のゲーム会社と全く考え方が異なっているということ。日本のゲーム会社、特にモバイルゲームの世界では「アジアを制する者が世界を制する」といった風潮が強いが、あくまで全体のシェアを考えた場合現状は北米5、欧州4、アジア1という割合であり、実はプライオリティがそこまで高いわけではないのである。

そして確実に今後伸びていくであろうモバイル分野について、実はほとんど手を入れていない。彼はモバイルゲームの分野を「レッドオーシャン」であると表現していた。今は参入障壁が低すぎるため、競争が激しく厳しい市場だと見ているようだ。そして、ユーザーエクスペリエンスの観点からいっても同じゲーム体験を与えられるプラットフォームではないということも参入しない一つの理由だという。

おそらくモバイルゲームの開発費が高騰し、多くの会社が撤退もしくは手が出しづらくなったころからが、彼らが本格的に参入するタイミングなのではないだろうか。

日本市場についても聞いてみたが、やはりデザイン面などからかなり厳しい市場だと見ているようだ。日本のゲーム業界のますますの孤立化は避けられないだろう。

かぐや姫

かぐや姫

昨日はパサデナでジブリの製作した「かぐや姫の物語」を鑑賞。昨年日本公開された映画であるが、アメリカではつい先日公開となったばかりである。ジブリの中ではあまり目立った作品ではなく、やや後半資金不足になったのでは?と思えるシーンこそあるものの、やっぱりジブリ。なかなかに楽しめる内容であった。

かぐや姫、いわゆる竹取物語は日本最古の物語と言われる。1000年以上も前に作られた話なのだから凄い。ただ、アメリカのスタジオ映画は基本的にハッピーエンドなので、最後月に帰ってしまうかぐや姫のエンディングは友人にとってはなかなかショッキングだったようだ。

1000年以上も前の日本の人々は月を見て人が住んでいると思っていたのだろうか?一体どんな気持ちで一五夜のお月様を眺めていたのかなーと思うと、胸が熱くなるのであった。

ボストン

ボストン

先週末はインダストリーナイトという、複数の会社とのパーティーの後、翌日明朝にボストンに発つという過密スケジュール。かなり多くのゲーム会社の方々と話ができて色々と収穫があったが、改めて自分のやりたいことに対して自問自答することになった週末でもあった。

ある分野にフォーカスしているということは、強みでもある。もちろんその分野では何を質問されても答えられるし、かなりレアな人材ということにもなる。一方、ピタッと当てはまるポストは極端に限られる。タイミングよく募集がなければ、とりあえず引き続き連絡を取りましょうね、ポストが空いたら連絡します、という感じになってしまう。そしてそういったポストは、今から来年5月の卒業まで待ってくれるタイプのポストではない。卒業直前でばったり都合のよいポジションに出会えるかどうか、かなり運の要素に左右されてしまうことになるのだ。人生をただ運にゆだねるわけにもいかないので、オプションBも考える必要が出てくる。ウーム、なかなか悩ましい。

IMG_8019

こちらボストンから帰る前にクインシーマーケットに寄ったので記念に写真を撮る。実は2年くらい前にも来たことがある。

IMG_8020

写真が下手なのであまり雰囲気は伝わらないが、観光でボストンに訪れた際は是非お立ち寄りいただきたい、なかなか雰囲気のいいところである。

IMG_8023

お店で見つけたかわいいイヤホンのパッケージ。なかなかセンスがあってクリエイティブだなーと思う。

という感じでなかなか悩ましい今日この頃。

インターナショナルミキサー&その他

インターナショナルミキサー&その他

昨日は各国の学生がそれぞれ地域ごとにブースを構え、料理を振る舞うインターナショナルミキサーが開催された。日本ブースは500個もの餃子を用意したものの、2時間ほどで大体捌けてなかなか好評だったようだ。今年は1年生が4人もいるので心強い。この調子で安定した人数が入って来てくれれば、より卒業生ネットワークも強いものになるだろう。

IMG_7973

今日は夜にインダストリーナイトというイベントがあり、Riot、ブリザード、EA、ワーナーブラザーズなどのエンタメ企業が勢ぞろい。ビール片手に色々とお話が聞けるので楽しみだ。明日朝からはボストンでキャリアフォーラム。就職活動関連のイベントが目白押しである。

最近エンターテインメントの授業を受けていて教授がよく話すのは、「MEET EXPECTATION」という言葉。どんな大作の映画でも、内容が人々の期待に応えられなければ評価は著しく低くなってしまう。逆に、大したことない映画でも、全然期待しないで観に行った映画がまぁまぁ良かったりすると、評価は「大作だけど微妙」な映画よりも良くなったりする。そして、そのEXPECTATIONを大きく超えた時、「感動」とか「驚き」を伴って一気に口コミやらで波及していくのだろうと思う。ゲームも同じことである、というかエンターテインメントは全て同じなのではないだろうか。目先の利益ではなく、そういったお客様目線での価値観を共有して妥協なく仕事できるようなところで働きたいなー、と思うのであった。